業務内容
軸装、扁額(和額)、古書画の仕立て直し、創作表具、お茶室腰貼り、障子継ぎ張り(千鳥張り)など幅広く取り扱っています。
軸装 |
新しく作るものはもちろん、古くなってしまった掛物や額装を修復することにより、新たに命を吹き込みます。 横川伯鳳堂のこだわりは、本紙に対して一番似合う裂地をご提案させていただきます。 表装には伝統的な形式があります。詳しくは、 こちら をご覧下さい。 |
古書画の仕立て直し |
一番に「本紙を大事にする心」を基に書画の伝統的表具技術で修復を致します。 古書画の染み抜き、煤抜きを養生貼り等伝統技術を駆使して行います。 通常、文化財などにはおこないませんが、お客様と相談の剥落・破損した絵画の補修もいたします。 時代裂による仕立て直し。古くから使用されている時代裂・古裂を使い古さを残した仕立てをいたします。 * 詳しくは、 こちら をご覧下さい |
絵画復元 |
* 詳しくは、 こちら をご覧ください |
デジタル複製 (レプリカ) |
社寺等の宝物のデジタル画像による、復元をしています。 |
欅製民芸額 |
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貼り床 (張り替え) |
貼り床の張替えをいたします。 山陰地方には床の間や壁面を土壁でなく間似合紙(白泥を漉き込んだ和紙)で貼った独特の床の間があります。どんな色合いの軸でも映え、落ち着きのあるものです。 * 詳しくは、 こちら をご覧下さい |
障子継ぎ張り (千鳥張り) |
障子張りや茶室の腰張りをする際に一枚一枚、和紙を継ぎ重ね目を見せることを千鳥張りといいます。 昔の和紙は現在の様に大きな和紙がなかった為とされています。 障子の千鳥張りもやはり現在では格式ある和室でしか見られなくなりました。 しかし、強度もよく美しい見た目から古式ある表具の文化の中で非常に重宝されています。 |
お茶室腰貼り |
茶室・待合い・座敷(和室)等の壁の下部に、和紙(布)を張ることを腰張りといいます。 もともとは着物を着ている人が腰を掛けた時に壁に、衣服が触れても壁や衣服が傷まない様にする為とされています。 現在では、茶室や格式ある和室でしか見ることが少なくなりましたが、見た目にも非常に良いものです。 |
その他の仕事 |
扁額(和額) |
和室の長押や鴨居のうえに飾る扁額は仕上がりを軽くする為、骨組に油分の少ない日本杉の白太を使い、下貼りから表具師が和紙で貼り本紙との調和を考えた、こだわりの裂地で張り上げます。 縁は木地の桑や本漆塗り(下地材国産桧)で仕上げた伝統工芸品です。 最近はベニヤ板に安価な布を地下貼りし、縁は粗悪な塗りの物が普及していますが、ベニヤ板下地では、時間の経過と共に本紙に星カビが発生したりします、また構造上も重くて危険です。 ご予算により、いろいろなご提案をいたします。 |
創作表具 |
表具の形式にとらわれず自由な発想で、現代の住空間に美しく調和する表装をご提案いたします。
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